正しく腸活!腸をきれいにする食品とNGな食べ物

腸活

腸内年齢という言葉を見聞きしたことがありますか?

これは、実年齢ではなく、腸の機能がどれくらい正常に働いているのかを表した言葉で、きちんと働いていればいるほど腸年齢が若いということになります。

腸は外部から確認することができませんが、働きが鈍ると便秘などの症状が粗掘れやすくなり、この予防や改善に役立つのが腸活です。

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腸活は食べ物から!腸を綺麗にする食べ物

それでは早速、腸を綺麗にする食べ物からご紹介しましょう。

野菜、果実

野菜や果実には水溶性食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘の予防や改善に役立ちます。

特におすすめできるのは、野菜ではゴボウ、オクラ、モロヘイヤ、果実ではバナナ、キウイフルーツ、リンゴ、桃、イチゴです。

野菜や果実には、食物繊維だけではなくビタミンCやカリウムなどの栄養素が含まれているものが多いため、腸活だけではなく、美肌作りにも役立ちます。

海藻

海藻もまた、水溶性食物繊維が多く含まれている食品ですので、腸活に役立ちます。

また、海藻にはミネラル成分も豊富に含まれていますので、貧血や骨粗鬆症の予防にも役立ちます。

コンニャク

コンニャクには不溶性食物繊維が豊富に含まれていますので、便のカサ増しに役立ちます。

ただし、コンニャクゼリーとして加工された食品の場合では水溶性食物繊維が多く含まれています。

いずれの場合でも腸活には役立ちますので、コンニャクも腸活食品として積極的に摂取すると良いでしょう。

押し麦

押し麦は、大麦を殻を取りのぞき、潰して調理、吸収しやすくした食べ物です。押し麦(大麦)には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。

ご飯を炊くときに押し麦を少し入れてみると良いでしょう。

ヨーグルト

ビフィズス菌が豊富に含まれていますので、腸内の善玉菌増殖に役立ちます。

また、ヨーグルトにはタンパク質やビタミンCを除くビタミン類も豊富に含まれていますので、栄養バランスを整えるという意味でも積極的に摂取することが望ましいといえるでしょう。

オリゴ糖

きな粉などの大豆加工食品やゴボウに多く含まれているのがオリゴ糖で、この成分はビフィズス菌とともに腸内環境を整える働きがありますので、積極的に摂取することが腸活に役立つでしょう。

発酵食品

味噌や漬物などの発酵食品には、植物性乳酸菌が含まれていますので、腸活に役立ちます。

キノコ

キノコは菌類に属し、体内に取り込むことによって腸内の善玉菌増殖効果を期待することができます。

こちらでご紹介した食べ物は、どれをとっても毎日の食事に取り入れやすいものばかりです。

これらの食品はすべて毎日摂らなくてはならないということはありませんので、1日1種類でもなるべく毎日摂取することを心がけましょう。

腸内環境を悪化させるNGな食べ物

では、腸活を行うに当たってNGとなる食べ物にはどのような種類があるのでしょうか。

脂肪分が多い肉類


肉類は動物性タンパク質ですので、私たちが健康を維持する上で摂取しなければならない食べ物です。

ですが、脂肪分が多い肉類を大量に摂取してしまうと、それを分解するための胆汁の分泌量が増え、腸内の善玉菌を減らしてしまう可能性があります。

肉類を食べるのであれば、なるべく脂肪分が少ない種類を選び、腸内環境の悪化を防ぎましょう。

砂糖

砂糖は糖分に分類され、私たちの体内に取り込まれると直ちにエネルギーに変わります。

つまり、この食品もまた適度な摂取が必要ということですが、過剰に摂取すると腸内の悪玉菌を増殖させる原因になることがあります。

砂糖を多く使用したお菓子やケーキがお好きな方は、くれぐれも食べ過ぎてしまわないようにご注意を!

油分

油分にはさまざまな種類がありますが、腸活の妨げになる可能性があるのはトランス脂肪酸という種類の油分です。

トランス脂肪酸は、唐揚げなどの揚げ物や、ポテトチップスなどのスナック菓子、ファーストフードなどに多く含まれています。

これらの食品を絶対に食べてはいけないということではありませんが、腸活を意識するのであれば、なるべく摂取を控えることがベストです。

これらの食品は私たちの身近にあり、どれもお手軽に摂取できるものばかりです。

腸を綺麗状態にしたいのであれば、これらの食品の摂取はなるべく控えることを心がけましょう。

腸が汚れると病気のリスクが高まります

腸内環境が悪化すると、病気を始め、さまざまな健康上の不具合が起こりやすくなります。

それでは、いくつか例を挙げておくことにしましょう。

大腸がん

腸内に老廃物(便)が溜まってその状態がいつまでも続くと、やがて発酵と腐敗が起こり、有害物質が発生します。

そして、その有害物質の中に発がん性物質が含まれていることもあり、やがて大腸がんを発症することがあります。

免疫力の低下

腸内で有害物質が発生すると、それと闘うための免疫機能が発動します。

ところが、有害物質の発生量かあまりにも多くなると、免疫機能は大きな負担を背負うことになり、どんどん身体全体の免疫機能が失われるリスクが高まります。

こうなってしまうと病気やアレルゲンに対する抵抗力が弱り、内臓の病気やアレルギー性皮膚炎などを発症しやすくなると考えられます。

肥満

腸内に老廃物が居座っていると、食物の消化・吸収スピードが鈍ります。

すると、腸に備わっている代謝機能も鈍り、脂肪分が溜まりやすい状態になります。

そして、内臓脂肪が増えてしまった場合では、これが腸を圧迫し、ますます排便が困難になることも考えられます。

これを防ぐためには、いち早く腸内を綺麗な状態にして代謝機能を高めておく必要があります。

こんなにあった腸活の効果!


腸活には素晴らしい効果を期待することができます。

代謝機能の向上効果

腸活で腸が綺麗な状態になると、腸が本来持っている消化・吸収力がアップするだけではなく、老廃物の排出力の向上やビタミンのスムーズな合成、免疫機能の向上効果を期待できるようになります。

口臭・体臭の消臭効果

腸内の老廃物から発生した有害物質が血管内に入り込むと、やがてこの臭いが口臭や体臭となって現れてくることがあります。

そして、有害物質の発生源がなくなれば、口臭や体臭が発生する確率がグンと低くなります。

肌トラブルの改善効果

腸内で発生した有害物質が体外に排出されるとき、それが汗や皮脂と混じり合ってしまうと吹き出物ができることがあります。

吹き出物はメイクや古い角質が毛穴に詰まることによってできることもありますが、便秘による有害物質が原因となってできることもあります。

つまり、腸活で腸内を綺麗な状態にしてしまえば、吹き出物などの肌トラブルからも解放されることになるということです。

宿便の排出効果

便秘が長期間に及ぶと、腸へ気にこびりついた宿便がなかなか排出されず、どうかすると数週間も腸壁にこびりついた状態になることがあります。

宿便は上記でご紹介したようなトラブルが起こりやすくなりますので、宿便はできる限り早く取り除かなくてはなりません。

そして、それに役立つのが腸活であるということです。

 

このように、腸活によって腸年齢が若かがえると本当にいいことがたくさん起こります。

便秘はそれだけでお腹が張って苦しかったり、浮腫みが現れたりする原因になることがありますが、長引いてしまうと内臓の病気やアレルギー性皮膚炎などのリスクが高まることもあります。

腸活にご興味をお持ちの方は、今回ご紹介した腸活に役立つ食べ物とNGな食べ物をきちんと把握して、できる限り早く健康な腸を取り戻す努力を行ってみてはいかがでしょうか。