どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニックの違い

エイジングケアのヒント

なんとかセルフケアで頑張ってみたけど、やっぱり一人じゃエイジングケアは無理!

このように、セルフでのエイジングケアに限界を感じた方の強い味方、それが、エステやクリニックでのエイジングケアです。

ですが、エステやクリニックでエイジングケアを受けようにも、どのような施術や治療があるのかわからなければどうにもなりませんよね。

それでは、エステやクリニックで受けることができるエイジングケアの特徴についてご紹介して行きます。

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エステとクリニックの違いって?

どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニック

エステとクリニックには、いくつか違いがあります。

まず、

  • エステ・・・美容目的の施術を行う美容サロン
  • クリニック・・・美容目的であったとしても、医療行為の治療を行う病院

という違いがあります。

また、医療関連の資格を持っている人がいるかどうかでも違います。

  • エステ・・・医療関連の資格がなくても施術を行うことができる
  • クリニック・・・治療は医師や看護師といった、医療関連の有資格者によって行われる

という違いもあります。

さらに、導入されている機器も違います。

  • エステ・・・美容機器
  • クリニック・・・医療機器

となっています。

そして、大切な施術の中身ですが、

  • エステ・・・施術に留まり、ハンドケアや美容機器などによって行われ、使用するジェルなども、すべて医薬品ではなく化粧品

一方で、

  • クリニック・・・ハンドケアではなく、医療機器によるものであり、使用されるジェルなどは化粧品と医薬品注射手術などによるエイジングケアも行われる。

という違いがあります。

どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニック

では、エステとクリニックは、費用の部分ではどのような違いがあるのでしょうか?

実は、この部分に関する違いはほとんどなく、エステもクリニックも自費による施術や治療となります。

「クリニックのエイジングケアならなんで保険適用にならないの?」

という疑問が湧き上がりそうですが、治療とはいえ、美容目的として行われているわけですから、保険適用にはなりません。

保険は基本的に、体調の悪い人が健康になるためにあるので、特に治療を行わなくても生活や健康上の問題がない場合は自由診療となります。

つまり、エイジングケアのための治療も、すべて自費になるのです。

それでは次に、エステやクリニックで受けることができるエイジングケアの種類をご紹介します。

エステで受けることができるエイジングケア

どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニック

IPL

弱い光をお肌に照射する施術で、表皮のシミを薄くする効果や、皮下のコラーゲン増殖効果を狙うことができます。

ただし、色素が濃いシミの場合では、十分な改善効果を得ることが難しい場合もあります。

タラソテラピー、パック

海水、海泥、海藻を用いた方法で、海水による温浴や、海泥や海藻を配合したパックで、自然のミネラル成分を体内に取り込む方法です。

海水による温浴は、細胞の新陳代謝の促進やリラックス効果、海泥や海藻のパックには、体内の毒素を排出させるデトックス効果を期待することができます。

この方法は、取り扱いがあるエステが限られていますので、ご興味のある方は、「タラソテラピー」で検索してみて下さいね。

ハンドマッサージ

エステによって方法が異なりますが、最も多いのは、アロマオイルを用いたリンパマッサージです。

リンパの流れは、塩分の過剰摂取や、血行不良によって悪くなることがあります。

そして、リンパの流れが悪くなると、血管を圧迫して血行不良を増長させる可能性が広がるほか、老廃物が血管内に滞留しやすくなり、ダイエットを行ったとしても、なかなか体重が落ちなくなります。

そらに、リンパが詰まってしまうとむくみが現れることもありますので、この状態はいち早く改善しておきたいものです。

ハンドマッサージはほとんどのエステで取り扱いがありますので、ご興味がある方は、お近くのエステに問い合わせてみると良いでしょう。

クリニックで受けることができるエイジングケア

どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニック

レーザー治療

シミ治療に用いられるほか、リフトアップにも用いられる方法です。

レーザーはシミの茶色い色素に反応する性質を持っていますので、シミが気になる部分にレーザーを照射することにより、ピンポイントでシミを摂ることが可能です。

また、レーザーには皮下のコラーゲン生成効果も期待することができますので、これがリフトアップに役立ちます。

プラセンタ注射

ヒトプラセンタを注射で体内に送り込む方法です。

ヒトプラセンタには、網の酸やタンパク質などの栄養分のほか、成長因子が含まれています。

成長因子には細胞の増殖作用がありますので、線維芽細胞の活性化に役立ちます。

真皮層には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が存在していますが、これらの美容成分を作り出すのが線維芽細胞ですので、

ヒトプラセンタ注射を行うことによって美容成分が増え、エイジングケアを行うことができるというわけです。

ただし、プラセンタ注射を1回でも受けると、献血を行うことができなくなりますので、この部分についてはあらかじめ頭に入れておく必要があります。

再生医療

PRP皮膚再生医療などでエイジングケアを行う方法です。

この治療法は、ご自身から血液を採取し、医学的に加工した血小板を気になる部分に注射することにより、若々しいお肌を取り戻すことができます。

この治療法は、シワの改善やクマやたるみの改善、リフトアップ効果を期待することができます。

ただし、治療効果には個人差があり、早い方で1カ月後、遅い方の場合では、2カ月後を目安として、徐々に効果が現れてくるという特徴を持っています。

ダーマペン治療

細かい針がついたローラーをお肌の上で転がして小さな穴を開けながら、成長因子をお肌に浸透させて行く方法です。

この治療法は、成長因子を表皮から直接真皮層に送り込む方法で、皮下のコラーゲン増殖効果期待することができます。

ただし、治療後のお肌には腫れが生じますので、治療後1週間程度は予定を開けておく必要があるでしょう。

結局のところ、エステとクリニックはどちらがいいの?

どっちがおすすめ?エイジングケア目的のエステとクリニック

今回は、7種類の施術や治療をご紹介してきましたが、これらのうち、絶対にこれがおすすめ!といえる方法はありません。

というのは、どの方法の施術や治療を行っても、多かれ少なかれアンチエイジング効果を得ることができると考えられるからです。

では、どのようにしてご自身に合った施術や治療を選ぶと良いのでしょうか?

まず、エステの施術の場合では、メスや注射を使用しませんので、ダウンタイムを必要としません。

ダウンタイムとは、施術や治療を受けた後に腫れや傷ができた際、それが回復するまでの期間を指します。

一方で、クリニックでメスを使用した治療を受けた場合では、その治療内容にもよりますが、数日間~数週間のダウンタイムが必要になることがほとんどです。

まずは、この部分で選択肢が狭まりますね。

そして、エステではあくまでも美容のための施術であるため、どれも医学的根拠に基づいた施術ではないと考えられますが、

クリニックの治療は医学的根拠に基づいて開発された治療であるため、高いエイジングケア効果を期待することができると考えられます。

これらの施術や治療は、どちらがどうということは一概にはいえませんが、より高いエイジング効果を求めるのであれば、クリニックによる治療のほうがおすすめといったところでしょうか。

どちらか決めかねるという場合には、とりあえずエステとクリニックでカウンセリングを受けてみて、得られるエイジングケア効果について、しっかりと説明を受けてみると良いでしょう。