【アンチエイジング】美肌・若返りに効果的な食品&避けたい食べ物

40代からのダイエット

年齢とともにシミが目立ってきた、それほど大食いをしていないのに体重が増える、筋肉が落ちてきたなど、エイジングケアを意識するきっかけは人それぞれです。

中でも、一番多い悩みがお肌の悩み。

「5歳で良いから若返りたい!」

「美肌になったら人生楽しいのに!」

そう思う人は、少なくありません。

そして、そのようなときにまず思い立つのが、化粧品によるケア。

ですが、化粧品で美肌を目指すのであれば、食べ物にも注意を払う必要があります。

それは、普段口にしている食事の内容によって、美肌効果の現れ方に差が生じる可能性があるからです。

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5歳若返る?美肌と食べ物の関係

私たちのお肌の細胞や筋肉が必要としている栄養分は、すべて普段の食事から供給されています。

ここで、偏った栄養ばかりを摂取していたらどのようなことが起こるでしょう?

お肌が栄養不足になったり筋肉を作り出すスピードが鈍ったりする可能性が高くなると考えられますよね?

つまり、食べ物を見直すことが、化粧品の効果をより一層高めるのです。

では、まず美肌の妨げになる、避けたい食べ物について紹介します。

美肌や若返りの妨げになる食べ物

AGE値が高い食べ物

AGEとは、終末糖化副産物を意味し、体内で糖質とタンパク質が結びつくことによって生まれてくる物質です。

では、AGEが体内で増えると、私たちの身体にはどのような変化が起こるのでしょうか?

目に見える変化として現れるのは「糖化」という現象です。

この現象が体内で起こると、お肌の色がなんとなく黄色っぽくなったり、薄茶色っぽくなったりします。

そして、この現象が起こってしまうと、ビタミンC誘導体やアルブチン、ハイドロキノンなど、美白効果を期待することができる成分を配合した化粧品を使用しても、改善が難しくなります。

さらに、AGEが体内に蓄積されると、今度は脳梗塞や心筋梗塞など、生命を危機に陥れる可能性のある病気を引き起こすことも考えられます。

では、AGE値が高い食品にはどのような種類があるのでしょうか?

まず挙げられるのは、表面を焼いて水分を飛ばし、焦げ目をつけた食品です。

たとえば、ポテトチップスやフライドポテトのような揚げ物、パンケーキなどがこれに該当します。

これらの食品は、絶対に口にしてはいけないということではありませんが、エイジングケアを意識するのであれば、なるべく避けることがベストです。

GI値が高い食べ物

GI値とは、血糖値を上昇させる数値を意味し、この値が高い食品ばかりを食べ続けていると血糖値の急上昇につながり、肥満や糖尿病のリスクが高まります。

また、GI値の高い食べ物は、肌のたるみやくすみを生む要因にもなりますので、低GI値を心がけることが美肌にもつながります。

GI値が高い食品には、食パン、フランスパン、白米、うどん、パスタなどが挙げられますので、これらの食品を摂取する際には、過剰摂取には注意しましょう。

これらの食品は、私たち日本人にとって必要な主食ではありますが、食べ過ぎてしまうとGI値を高めることになり、エイジングケアの妨げになる可能性があるということも知っておくべきでしょう。

美肌のために積極的に摂りたい食べ物

ショウガ

薬味として使用されることが多いショウガには「ショウガオール」という成分が含まれていて、体内で起こる糖化を防ぐ効果が期待できると考えられています。

ニンニク

ショウガオール同様、ニンニクに含まれる「アリシン」という成分も、体内の糖化を防ぐ効果が期待できます。

乳酸菌入りヨーグルト

最近、活きて腸に届く「乳酸菌」「ビフィズス菌」入りのヨーグルトが多く発売されていますね。

乳酸菌、ビフィズス菌は、腸内環境でいうところの善玉菌のことです。

腸内環境を改善することで、肌トラブルから解放され、美肌効果が期待できます。

乳酸菌やビフィズス菌のエサになる「オリゴ糖」もアンチエイジングにはおすすめです。

緑茶やウーロン茶

緑茶に含まれるポリフェノールや、ウーロン茶に含まれるウーロン茶ポリフェノールにも、抗糖化作用があるといわれています。

食事の合間や食事中に摂取してみると良いでしょう。

動物性たんぱく質

ダイエットを意識すると敬遠されがちなのが動物性タンパク質ですが、この栄養素の摂取量が少ないと筋肉を作るスピードが遅れ、筋肉の老化につながりますので、必ず摂取しておくことが大切です。

ただし、肉類をはじめとする動物性たんぱく質を調理する際には、揚げるのではなく、焦げ目がつかないように注意しながら焼くという方法を選ぶことが大切です。

たんぱく質の一つである「コラーゲン」も、その効果が証明され、最近また注目されている成分なので、積極的に摂取すると良いですね。

野菜類

また、野菜にはビタミン類が多く含まれていますので、積極的に摂取しておきたいところです。

ただし、ジャガイモ、カボチャ、ニンジン、トウモロコシはGI値が高めな野菜に分類されていますので、これらの野菜の大量摂取はなるべく控えましょう。

フルーツ類

フルーツでは、リンゴ、グレープフルーツ、オレンジ、梨、アボカドなどがGI値が低いのでおすすめです。

スーパーフードは美肌&若返りにおすすめの食べ物

アサイー

スーパーフードといえば、アサイーが筆頭に挙げられます。

アサイーの原産国はブラジルで、現地では古くからスーパーフードとして人々から親しまれてきたといいます。

アサイーには、目の健康や細胞の老化予防に役立つアントシアニンという成分や、ビタミン類などが豊富に含まれていますので、美肌に効果的!

日本では、生のアサイーがそのまま販売されていることはほぼありませんが、100%アサイージュースや冷凍アサイーであれば、食品スーパーや百貨店などで入手することができます。

チアシード

そして、チアシードもまた、若返りにおすすめしたい食品です。

チアシードには、オメガ3脂肪酸や食物繊維が豊富に含まれていますので、血液や腸内環境を整え、美肌への効果が期待できます。

チアシードは、一般的なドラッグストアで入手することができますので、積極的に摂取することをおすすめします。

ブロッコリースプラウト

また、抗酸化力で選ぶのであれば、ブロッコリースプラウトも外せません。

ブロッコリースプラウトには、スルフォラファンという抗酸化成分がたっぷりと含まれていますので、サラダなどに加えて積極的に摂取してみましょう。

細胞レベルで老化を防ぐ働きをしてくれます。

ブロッコリースプラウトは、食品スーパーなどでパック入りで販売されていますが、種から栽培することもできますので、プチ家庭菜園がてらエイジングケアを行ってみたいという方は、種を購入、栽培してみると面白いですよ。

種から栽培した場合では、5日~1週間程度で、食べられる大きさにまで成長します。

栄養バランスが偏りがちならサプリもあり!

仕事が忙しいなどの理由から、どうしても食事の内容を変えることができないのであれば、サプリメントを上手に活用してみてはいかがでしょうか。

サプリメントには様々な種類があって、選ぶ際には迷ってしまうかもしれません。

そのようなときには、ご自身の目的をしっかりと見据えた上で、適切な成分を配合したサプリメントを選んでみましょう。

たとえば、

  • AGEの体内蓄積を予防する・・・α-リポ酸・ブドウ葉
  • 美白や肌細胞の酸化を予防する・・・ビタミンC・ビタミンE
  • 肌のハリをとり戻す・・・コラーゲン

がおすすめです。

そして、注意して頂きたいことは、このようなサプリメントはあくまでも栄養補助食品であるため、摂取したからといって、それだけでアンチエイジング効果を得ることはできないということです。

サプリメントを活用する場合であっても、エイジングケアを意識するのであれば、その妨げになる食品をなるべく口にしないというのが基本中の基本です。

食生活は、日常生活の中で意外と見落としやすい部分ですが、摂取する食べ物ひとつでエイジングケアの効果の現れ方に差がでます。

美肌・若返りを真剣に考えている人は、エイジングケアを妨げる可能性のある食品の摂取をなるべく控え、美肌に役立つ食品の摂取を心がけること、これが大切です。