眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

眼瞼下垂

顔の中でも、目はその人の第一印象を決定づけると言っても過言ではない大切なパーツです。

ところが、目を酷使し続けたり、加齢によってその周りの組織の機能が弱ったりすると、

上まぶたが垂れ下がる眼瞼下垂という症状が現れてくることがあり、以前とは全く違う印象の顔になってしまうことがあります。

眼瞼下垂は先天性と後天性に分けられ、先天性の場合ではやがて専門的な治療を行わなくてはならないこともあります。(後天性であれば予防することが可能です。)

今回は、将来的な眼瞼下垂に備えるための、自分で行うことができるセルフトレーニング方法をご紹介していきます。

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知らなきゃ損!眼瞼下垂は予防トレーニング法

それでは早速、ご自身で簡単に行うことができる眼瞼下垂予防トレーニングをご紹介します。

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

眉抑え見開きトレーニング

(1)目を閉じて指で眉を抑える

(2)眉が動かないように意識しながら、ゆっくりと目を開く

(3)5秒間キープ

これを5回程度繰り返します。

このトレーニングで目を開いたときに上瞼の開きが弱いようであれば、すでに初期の眼瞼下垂の疑いがあります。

このトレーニングは、慣れないと眉が動いてしまうかもしれませんが、数週間継続することによって眼瞼拳筋という筋肉が鍛えられ、初期の眼瞼下垂であれば改善することができます。

また、眼瞼下垂になると無理に上瞼を開こうとするため、額や眉の上部にシワができやすくなりますが、このトレーニングを行うことがシワ予防にも役立ちます。

まばたきトレーニング

(1)目を思い切りギュッとつむる

 

(2)5秒間キープ
(3)ぱっと目を開く

このトレーニングは特に回数制限がありませんので、いつでもどこでも実践してみましょう。

このトレーニングは、眼瞼拳筋だけではなく目輪筋という筋肉も同時に鍛えることができますので、眼瞼下垂だけではなく目の下のたるみ予防にも役立ちます。

ピーストレーニング

(1)両手でピースサインをつくる
(2)目の上から人差し指を目尻、中指を目頭に当てる
(3)下まぶたを持ち上げるように、目を細める

 

(4)20秒間キープ

 

これは目輪筋を鍛えるトレーニングですが、眼瞼拳筋も適度な刺激を受けますので、眼瞼下垂の予防に役立ちます。

このトレーニングもまた、1日何回という制限はありませんが、1日3回程度を目安に毎日続けていくと良いでしょう。

眼精疲労回復トレーニング

(1)楽な姿勢で椅子に腰かける
(2)頭と肩が動かないように意識しながら、眼球を上下左右に素早く動かす

トレーニング中に眉が上がるようであれば、指で眉を押さえて行ってみて下さい。

また、このトレーニングはパソコンの画面の前で行うのではなく、なるべく遠くの壁などに身体を向けて行いましょう。

眼精疲労が蓄積すると、眼瞼拳筋やミュラー筋などの筋肉の周囲の血行が滞り、眼瞼下垂の原因になることがあります。

また、眼精疲労回復トレーニングを行う前にホットタオルなどで目の周囲を温めておくと、より高い眼精疲労回復効果を得ることができます。

 

これらのトレーニングは簡単ですので、ぜひ積極的に実践してみて下さい。

現在眼瞼下垂の症状が現れていなくても、これらのトレーニングをコツコツと続けていくことが将来的な眼瞼下垂を予防し、老け顔対策にもつながります。

これらのトレーニングは一度に多く行えば早く効果が現れるというものではありませんので、短時間であっても毎日コツコツと続けてみましょう。

また、「二重まぶたのラインが薄くなり一重になってきた・・・」という方には、ナイトアイボーテという夜のみ使用する二重のクセ付けアイテムがおすすめです。

日常生活から眼瞼下垂を予防する方法

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

将来的な眼瞼下垂を予防するためには、トレーニングで眼瞼拳筋や目輪筋を鍛えていくことはもちろん大切です。

ですが、普段の生活習慣が眼瞼拳筋の機能を弱らせ、眼瞼下垂を作り出してしまうことがあります。

それでは、生活の中のどのような点に注意を払うことが眼瞼下垂の予防に役立つのでしょうか?

コンタクトレンズの装着時間に注意!

眼瞼下垂は、眼瞼拳筋の衰えがおもな原因となって起こりますが、普段使用しているコンタクトレンズが眼瞼下垂を誘発することがあります。

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

ではなぜ、コンタクトレンズが眼瞼下垂の原因になるのでしょうか?

まず、コンタクトレンズは長時間装着していると、取り外しの際に眼球に張り付き、なかなか外れないことがあります。

これは眼球の水分が不足することによって起こりますが、こうなると、レンズを外す際に必要以上に瞼を引っ張ったり強く目を閉じたりすることがあるでしょう。

そして、この刺激によって眼瞼拳筋がダメージを受け、眼瞼下垂を引き起こす原因になると考えられています。

特にハードコンタクトレンズを常用している方は、1日の装着時間をきちんと守ることが大切です。

また、コンタクトレンズの装着時間を減らして眼鏡に切り替えるというのもひとつの方法です。

どうしてもコンタクトレンズを使用する必要があるのであれば、ハードタイプではなくソフトタイプに変えてみることをおすすめします。

メイクオフ時に注意!

ポイントメイクを落とす際にやってしまいがちなのが、”擦り落とし”です。

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

特にウォータープルーフタイプのアイラインやマスカラなどを使用していると、ついつい擦ってしまいがちです。

ですが、ポイントメイクを毎日擦ってオフしていると、思いのほか大きな負担が瞼にかかることになり、眼瞼下垂の原因になることがあります。

そしてもうひとつ、クレンジングシートを常用している方も注意が必要です。

クレンジング剤はいくつかの種類に分類されており、お肌にかかる摩擦力が大きいのがクレンジングシートです。

同様に、オイルクレンジングもお肌にかかる摩擦力が大きいため、これらのクレンジング剤を使用している方は、くれぐれも瞼を擦ってメイクオフしないように注意しましょう。

スマホ、パソコンの使用時間に注意!

スマホやパソコンからは、ブルーライトという不可視光線が放射されており、この光を長時間浴び続けてしまうと眼精疲労が起こりやすくなるだけでなく、

脳を覚醒させて睡眠を妨げることもあります。

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

睡眠時間が短くなると目の周辺の筋肉が緊張する時間が長くなりますので、眼精疲労がいつまでたっても改善されないことも考えられます。

特にパソコン関連の仕事をされている方の場合では、仕事に没頭すると時間を忘れてパソコンに向かっていることがあるでしょう。

ですが、1時間に最低でも10分程度の休憩をとらないと、眼精疲労による血行不良がどんどん悪化し、やがて眼瞼下垂の危険にさらされることも考えられます。

これはスマホでも同様ですので、これらの操作時間が長い方は、時々目を休ませる時間を作ることを心がけましょう。

 

眼瞼下垂予防トレーニングで違和感を覚えたら

今回は、眼瞼下垂の予防トレーニングと、日常生活の中の潜んでいる眼瞼下垂の原因についてご紹介してきましたが、ここでひとつ、注意して頂きたいことがあります。

トレーニング中の目に何らかの違和感を覚えたのであれば、自己判断でトレーニングを続行するのではなく、まずは眼科で診察を受けて下さい。

眼瞼下垂は予防できる!簡単なトレーニング方法でパッチリ目をキープ!

たとえば、ものが見えにくい、痛みを感じるなどの症状がこれに当たります。

このような症状が現れた場合には、毛様体筋という網膜を守る働きがある筋肉が弱っている可能性が考えられ、素人考えでトレーニングを行ってしまっては危険なこともあります。

トレーニング中に目がおかしいと感じたのであれば、無理にトレーニングを続行するのではなく、ひとまずトレーニングを中止し、眼科で診察を受けてみましょう。