アレルギーあり?FANCLアクティブコンディショニングベーシック成分分析

FANCL

「乾燥肌に効いた!」「混合肌でも調子がいい!」など、口コミで話題となっているファンケルのアクティブコンディショニング ベーシック。

乾燥肌の救世主という人もいるくらい人気の基礎化粧品ですが、アクティブコンディショニング ベーシックの使用感や成分の安全性は本当に大丈夫なのでしょうか?

口コミと成分分析の結果をまとめます。

PR

アクティブコンディショニング ベーシックってどんな商品?

アクティブコンディショニング「ベーシック」は、同じシリーズ「EXシリーズ(ハリや弾力肌を目指すエイジングケア)」とは違い、

乾燥からくる肌トラブルをケアしたい人のために開発された、乾燥肌改善に特化したシリーズです。

モニター満足度は95%と高く、数日の使用で肌の変化を実感している人もいるほど。

つまり、FANCLアクティブコンディショニング ベーシックは、ハリがないわけじゃないけれど、乾燥肌に悩んでいるっていう女性のためのコスメです。

そんなアクティブコンディショニングの乾燥ケアの特徴成分は、独自開発の成分も含め以下の3つ。

  • アクティブセラミド…ダメージを受けやすい、セラミドの質を高める効果
  • 甘藻エキス…乾燥からくる角層のダメージに働きかけてくれる効果
  • フレッシュローヤルゼリーエキス…潤いに必要なアミノ酸の通り道を整えてくれる効果

潤いを与えるだけではなく、潤いを生み出し守る力、潤いを邪魔するダメージまでケアしてくれる効果に、利用者の評価は高いです。

では、本当に肌にいいものだけを使っているか、界面活性剤など、きちんと成分分析をしてみましょう。

アクティブコンディショニング ベーシックの成分は本当に安全?

 アクティブコンディショニング ベーシックⅡの成分と安全性を表にまとめました。

ベーシック化粧水Ⅱの成分分析

ベーシック化粧水Ⅱ
成分名 成分分析 原料・危険度
溶剤
グリセリン 保湿剤、変性剤
ジグリセリン 保湿剤
マルチトール 香味料、甘味料、保湿剤
DPG 香料、溶剤、粘度低下剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
メチルグルセス-10 合成ポリマー、保湿剤 トウモロコシ由来のブドウ糖に水溶性高分子のポリエチレングリコールを結合、改良された保湿成分。低刺激で安全性も高い。
ラフィノース 保湿剤
ペンチレングリコール 溶剤、殺菌剤、感触改良剤 石油由来の合成成分。BGよりも低濃度で抗菌性を発揮できる。低刺激で安全性も高いが、極稀に眼刺激性の可能性有り。
スイートピー花エキス 保湿
ゼニアオイ花エキス 芳香性エキス
サクシニルアテロコラーゲン 合成ポリマー、保湿剤 原料はデンプン+動物の軟骨や結合組織。低刺激で安全性も高いが、極稀にゼラチンアレルギーの人は注意が必要。
ヒアルロン酸Na 半合成ポリマー、保湿剤
アマモエキス 保湿性
スフィンゴ脂質 油剤、エモリエント剤
マンニトール 香味料、結合剤、保湿剤
ローヤルゼリーエキス 保湿性
加水分解コメエキス 保湿剤、乳化安定剤
フィトステロールズ 油剤、エモリエント剤
レシチン 界面活性剤、乳化剤
ベタイン アミノ酸誘導体、保湿剤
エチルヘキシルグリセリン 消臭剤、制汗剤
シロキクラゲ多糖体 保湿性、感触改善
キサンタンガム 天然ポリマー、乳化安定剤
カルボマー 合成ポリマー、乳化安定剤 石油由来の合成成分。増粘性に優れ、品質の均一性や温度変化への安定性にも優れている。安全性も高い。
トコフェロール 酸化防止剤、V.E
リン酸K pH調整剤、緩衝剤
リン酸2K 腐食防止剤、pH調整剤
リン酸2Na 緩衝剤、腐食防止剤
クエン酸 キレ-ト剤、pH調整剤
クエン酸Na 緩衝剤、キレート剤  

 

ベーシック乳液Ⅱの成分分析

ベーシック乳液Ⅱ
成分名 成分分析 原料・危険度
溶剤
グリセリン 保湿剤、変性剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
スクワラン 油剤、エモリエント剤
ジメチコン 合成ポリマー、閉塞剤 石油+鉱物の合成成分で、シリコーンオイルの代表でもある。酸素透過性に問題は無いが、吸着性の高さから、しっかりとクレンジングで落とす必要性有り。極稀に眼刺激性の可能性有り。
DPG 香料、溶剤、粘度低下剤
ペンチレングリコール 溶剤、殺菌剤、感触改良剤 石油由来の合成成分。BGよりも低濃度で抗菌性を発揮できる。低刺激で安全性も高いが、極稀に眼刺激性の可能性有り。
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 油剤、結合剤、閉塞剤
ラフィノース 保湿剤
ベタイン アミノ酸誘導体、保湿剤
ジグリセリン 保湿剤
ホホバ種子油 油剤、閉塞剤
スイートピー花エキス 保湿
ゼニアオイ花エキス 芳香性エキス
サクシニルアテロコラーゲン 合成ポリマー、保湿剤 原料はデンプン+動物の軟骨や結合組織。低刺激で安全性も高いが、極稀にゼラチンアレルギーの人は注意が必要。
ヒアルロン酸Na 半合成ポリマー、保湿剤
アマモエキス 保湿性
スフィンゴ脂質 油剤、エモリエント剤
マンニトール 香味料、結合剤、保湿剤
ローヤルゼリーエキス 保湿性
加水分解コメエキス 保湿剤、乳化安定剤
ローズマリー葉エキス 芳香性エキス、酸化防止剤
トリエチルヘキサノイン 油剤、閉塞剤
ベヘニルアルコール 油剤、乳化安定剤
シア脂 油剤、閉塞剤
トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル 油剤、閉塞剤
トコフェロール 酸化防止剤、V.E
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 油剤、エモリエント剤
フィトステロールズ 油剤、エモリエント剤
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 合成ポリマー 微粒子粉体として原料化されているシリコーンパウダー。メイク効果の演出に優れ、感触調整剤としても配合。肌保護効果もあり、刺激性は少ない。
水添レシチン 合成界面活性剤、乳化剤 原料は大豆。乳化力は弱く、保湿剤としても配合されており、安全性は高い。
レシチン 界面活性剤、乳化剤
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー 合成ポリマー ヤシ+デンプンの合成成分。増粘性、乳化安定剤としても配合。これにより複数の界面活性剤を配合する必要が無くなる。自然派コスメでも使用されている。
カルボマーK 合成ポリマー、乳化安定剤 カルボマーと水酸化カリウムからなる合成成分。低濃度で優れた増粘性を発揮。品質保持や温度変化への安定性にも優れている。低刺激で安全性も高い。
キサンタンガム 天然ポリマー、乳化安定剤
ポリソルベート60 合成界面活性剤、乳化剤 石油由来の合成成分。低刺激で安全性も高いが、極稀に眼刺激性の可能性有り。
ステアリン酸ソルビタン 合成界面活性剤、乳化剤 ヤシ+デンプンの合成成分。非イオン界面活性剤で、無添加・自然派コスメにも配合。食品にも使用されるほど安全性も高い。
イソステアリン酸ソルビタン 合成界面活性剤、乳化剤 ヤシ+デンプンの合成成分。非イオン界面活性剤で、無添加・自然派コスメにも配合。
クエン酸 キレ-ト剤、pH調整剤
クエン酸Na 緩衝剤、キレート剤
リン酸K pH調整剤、緩衝剤
リン酸2Na 緩衝剤、腐食防止剤  

FANCLのアクティブコンディショニング ベーシックの安全性は総じて高いですが、ゼラチンアレルギーなど心配な方はパッチテストをしてから使いましょう。

では、使用者の口コミはどうでしょう?

FANCLアクティブコンディショニング ベーシックの口コミまとめ

良い口コミ

・とろみ液なのにスーっと肌に馴染んでいく

・潤うのにベタつかない

・長時間潤いがキープされているのがわかる

・ふっくらモチモチ肌になる

・水々しく肌がイキイキとしている

・混合肌、脂性肌にも使えた

 

良い声がものすごく多く、超がつく乾燥肌の人の口コミも「乾燥が気にならなくなった」とか、

「潤うのに肌の軽さを感じることができる絶妙な使用感!」と高評価につながっています。

さっぱりタイプでも、しっかりと潤いを感じることができるという声がほとんどでした。

もし、アクティブコンディショニング ベーシックの潤いが足りないと感じたり、つけた後のペタペタの気になる人は、つけ方を工夫してみましょう。

ペタつきを抑え潤いを保つ化粧水のつけ方

化粧水はコットンでつけている人も、最後はじっくりハンドプレスのひと手間を加えてみましょう。

体温でさらに浸透が良くなることから、肌の上のペタつきが減ったり、潤いが逃げにくくなります。

ちょっとした工夫ですが日々の積み重ねにより、ただバシャバシャつけただけの時とは、肌は変わってくるのです。

肌印象が変わる?!知っておくだけで違う角層ケアの重要性

アクティブコンディショニングの角層ケアに注目!

皮膚の1番表側にある層が厚さ0.2mmの表皮、その中でさらに4層にわかれており、1番表側にあるのが角層です。

角層は、ラップとほぼ同じわずか0.02mmほどしかありません。

角層の働きは、バリア機能の働きで潤いを保って肌全体を乾燥から守ること、

さらに表面には汗と皮脂が混ざった皮脂膜があり、外的刺激から皮膚を守ることです。

角質はとても薄いけれど、役割は肌全体に関わるとても重要なことばかり。

そして、角層の潤いを守っているのが、細胞間脂質とNMFと皮脂膜です。

細胞間脂質

成分の50%がセラミドで、細胞と細胞の間を埋めている

NMF

アミノ酸を主成分として、水分を取り込む吸湿性と水分を保持する保湿性に優れ、肌の潤いに大きく影響(天然保湿因子とも言われる)

 

アクティブコンディショニングには、独自開発によりセラミドとアミノ酸の両方の成分が、より活躍しやすい状態で配合されています。

アクティブコンディショニングを使用したモニターさんが4週間後で角層の水分量が1.5倍にもアップするという実例も出ています。

老化の最大の原因は乾燥肌!

乾燥肌の特徴は、キメが乱れ角層のバリア機能が低下、そこから潤いが逃げ出している上に、ダメージも入り込みやすい状態にあります。

水分も減少、ダメージは受け放題…こんな状態を続けていると当然あらゆる肌トラブルが…。

〈乾燥肌が起こしうる肌トラブル〉

・くすみ

・しわ

・乾燥性ニキビ

・シミ

・ハリ、弾力不足

・毛穴の開き

乾燥しているだけでもカサついてしまったり、ファンデーションが小ジワに入ってしまったりして老けて見えるのに、

これらのトラブルが重なるとさらにあなたの肌印象は老け込んでしまいますね。

そうならないために、あれこれ試して肌に与えるのではなく、まずは乾燥肌を克服するために必要な潤いや栄養をきちんと与えてあげることが大切です。